フェロード(FERODO) DS1.11 ブレーキパッド (OUTERPLUSの特注モデルです)
コントロール性を高めたレーシングパッド DS1.11
DS1.11ブレーキパッドは、ヨーロッパで人気のDS2500の扱いやすさとDS3000の制動力を兼ね備えたお勧めパットです。
絶対的な効きだけではなくてブレーキリリース時のコントロール性に優れているのが特長。
繊細なブレーキコントロールが求められるシーンで威力を発揮するブレーキパッドです。
■適正温度域=低温域~約800度
■平均摩擦係数=0.72
■素材=セミメタル
■フィールド=サーキット(レース用)
フロント S2, S3用(2pot用):¥30,200(税別)
フロント S2, S3用(4pot用):¥40,000(税別)
リア S2, S3用 :¥42,400(税別)
フロント V6用 ¥42,500(税別)
リア V6用 ¥36,000(税別)
※OUTERPLUSの特注モデルは、ブレーキパッドの面積が3枚目の写真の左側の様に大きく取られています。
※S1エリーゼは適用外です。
ブレーキパッドの焼入れ方法
DS1.11は必ず装着後に焼入れ作業が必要です。
焼入れを行なわずに使用した場合、パッドの欠けやヒビ割れなどが起こる場合があります。
※焼入れの目的
パッドをある程度の温度に上げることで、摩材が溶け出してそれがローターに皮膜を作る。このローターの被膜とパッドが摩擦することで、狙った利きが実現します。
※焼入れ方法
焼入れはサーキットなど、安全を十分確保できる場所で行なって下さい。
また、焼入れ作業は温度を徐々に上げながら行うことが重要です。急激に温度を上げると表面硬化してしまい、性能劣化を引き起こします。
軽めのブレーキングでサーキットを1~2周し、パッドを徐々に温めて下さい。
全速の70%の速度から、50%ほどの踏力で4秒間踏み続けるブレーキングを最低15回行なって下さい。その後、徐々に速度と踏力を増しながらのブレーキングを15回ほど行なって下さい。
しばらく走行してブレーキを冷却して下さい。
ピットに戻り、パッドの表面を確認して下さい。パッド全体に当たりが出て、表面が硬化していなければ完了です。
※焼入れ中にパッド温度が500℃位になるのが理想的で、冷却中にパッドから煙が出てきても問題ありません。
※特にDS1.11の場合は500℃から700℃くらいの間になるようにして下さい。